こんにちは!
福岡市中央区薬院で薄毛や美容に特化した
鍼灸サロンRestore(レストア)です。
10月に入り、朝晩は少しずつ涼しいと感じる機会も増えてきましたが、まだまだ日中は暑い日が続きますね。
今日の福岡は日中の最高気温は30度
最低気温は19度と朝晩で最高11度の
寒暖差が起きています!!
自律神経は7度以上の寒暖差で影響を受けやすくなると言われているので、どんなに普段は健康という方も体調を崩しやすい環境と言わざるを得ません。
体調の崩し方も熱が出るわけでもなく、
「なんかよくわからないけどきつい。。。」と、
スッキリしないものが多いので周囲に言い出しにくかったり、自身に対しても休んでいいと許可を出しにくいかもしれません。
実はこのような“なんとなく不調”の裏で、
髪や頭皮にも大きな変化が起こっています。
さて、今回はそんな自律神経も乱れやすくなる秋が「抜け毛の季節」と言われる理由についてお伝えしていきます。

夏の紫外線ダメージと頭皮への影響
秋の抜け毛の多くは、
実は「夏のダメージの後遺症」です。
強い紫外線を浴びた頭皮は、日焼けと同じように
炎症を起こしやすくなり、毛根の細胞がダメージを受けます。
また、汗や皮脂の分泌が増える夏場は毛穴が詰まりやすく、毛根の呼吸がしづらくなる状態に。
これに加えて、冷房による乾燥や夜更かしなどの生活リズムの乱れが重なると、頭皮の血流が悪化し、髪に必要な栄養が届きにくくなります。
その結果、秋になって新しい髪が生え変わるサイクルの中で「抜け毛が一気に増える」ように感じるのです。
なぜ秋になると抜け毛が増えるのか?
秋は気温や湿度が急激に変化する季節です。
体はその変化に対応しようとして自律神経が忙しく働き、知らず知らずのうちにバランスを崩しがちになります。
自律神経が乱れると血管が収縮し、
頭皮への血流が滞りやすくなっていきます。
髪は毛根の血流から栄養をもらって成長しているため、血行不良はそのまま抜け毛や細毛の原因につながります。
また、秋は体が「夏の疲れを回復しよう」とする時期でもあり、免疫やホルモンのバランスも揺らぎやすいタイミング。
これらが重なり、秋特有の抜け毛シーズンを引き起こすのです。
1日に抜ける髪の本数はどれくらい?
「最近、髪の毛がたくさん抜けている気がする…」
そう感じる方も多いですが、実際には1日あたり50〜100本の抜け毛は正常範囲内とされています。
ただし秋は、季節の生え変わりによって
1日200本前後抜けることもあると言われています。
つまり、秋の抜け毛は一時的な「自然現象」である場合も多いのです。
ただし、3か月以上抜け毛が続いたり、髪が細くなってきたりする場合は、頭皮環境やホルモンバランスの乱れが関係している可能性があります。
そのようなときは、早めのケアが大切です!!
「抜け毛が増えた気がする」と感じても、
実は自然な範囲であることも多いです。
心配にはなりますが様子を見つつ、次のケアを1つでもいいので取り入れてみるのもおすすめです。
抜け毛を減らすためにできること
抜け毛を防ぐためには、まず「頭皮の環境」と
「自律神経の安定」を整えることが大切です。
日常生活で意識したいポイント
日常生活の中では、次のようなことを意識してみましょう。
- 夜は湯船に10分以上浸かり、体の芯から温める
- 睡眠時間を6〜7時間以上確保し、就寝前のスマホを控える
- タンパク質・ビタミンB群・亜鉛などを含む食事を心がける
- 軽い運動やストレッチで血流を促進する
これらの習慣は、頭皮だけでなく全身の巡りを整え、髪が育ちやすい体づくりにつながっていきます。
鍼灸で整える自律神経と頭皮環境
秋の抜け毛シーズンにおすすめなのが、
鍼灸による自律神経ケアです。
鍼灸は、頭皮や背中、首、手足などにあるツボを刺激することで、滞った血流を促し、自律神経のバランスを整えます。
特に、ストレスや冷えによって「交感神経が優位」になっている状態では、頭皮の血流が悪化しやすくなります。
鍼灸はこの状態をリセットし、副交感神経を活性化させてリラックスモードに導いてくれる働きがあります!
また、頭皮への直接的な鍼刺激により、毛根の血行も改善され、髪のハリやコシの回復が期待できるのも強みです。
継続することで、秋の抜け毛をやわらげ、健やかな髪を育てる土台を整える手助けが期待できます。
まとめ:秋の抜け毛は「季節と体のサイン」
秋の抜け毛は、単なるトラブルではなく
「夏の疲れをリセットしようとする体のサイン」です。
大切なのは、その変化に合わせて体と
頭皮のケアをしてあげること。
生活習慣の見直しに加え、鍼灸で自律神経を整えることで、季節の影響を受けにくい健康な髪と体を保つことができます。
無理せず、体の声に耳を傾けながら
「秋のリズム」に寄り添っていきましょう!
