シミと美容鍼

こんにちは！

福岡市中央区薬院の鍼灸サロンRestore(レストア)です。

３月に入り紫外線の強くなる時期になってきました。

本日のテーマは【シミ】についてです。

シミっていつのまにか肌にできていますよね…

スキンケアや日焼け止めなどしっかりケアしているはずなのに
なんでできたのかわからない。今回はシミのメカニズムと美容鍼について
関係性を書いていきます。

シミはメラニンの沈着によるもの

では、シミについてお話していきます。

シミができてくる原因にはメラニンという物質が大きく関係してきます。

このメラニンは紫外線を浴びることで皮膚の中に発生します。
このメラニンが肌に沈着していくことでシミができてしまうのです。

見た目ではあまり好まれるものではありませんが、本来メラニンは身体を
紫外線から守り、がんなどのリスクから遠ざけてくれる役割があります。

メラニンが沈着することでシミになると書きましたが、なぜシミになる場所
ならない場所ができるのでしょうか？

ターンオーバーの乱れがシミになる

それにはターンオーバーという身体の働きが関係しています。

ターンオーバーとは新陳代謝のことで、
人の身体は古いものを身体の外に排出していくという機能が備わっています。

このターンオーバーはひとりひとり異なりますが、おおよそ28日の周期で進んでいきます。

この機能によって肌の中に発生したメラニンが角質とともに体の外へと排出されていき
透明感のあるきれいな肌を保てているのです。

しかし、このターンオーバーが乱れてしまうとメラニンの沈着箇所がどんどん深くなっていき
やがて排出できないようになりシミになっていくのです。

生活が乱れるとターンオーバーも乱れる

メラニンの沈着がシミの原因になると紹介しました。
実際にどんなことが乱れに影響を及ぼすのでしょうか？

寝不足

寝不足は自律神経を大きく乱してしまいます。
夜寝ている間に、身体の成長を促す成長ホルモンが分泌がされるので
睡眠が不足、もしくは睡眠の質が低下することでこのホルモンが不足してしまいます。

この結果肌だけでなく、身体全体のリズムを乱してしまうため体調にも
大きく影響を及ぼしていきます。

疲労

身体にとって一番優先されるのは身体の健康を保ち、生命活動を維持すること。
疲労がたまって抜けないというサイクルが続くと、肌よりも身体を戻すこと。
そちらにエネルギーが費やされるようになっていきます。
そのため肌のターンオーバーは優先されず乱れやすい環境に陥りやすいです。

ストレス

ストレスが身体に与える影響はさまざま。わかりやすいもので胃潰瘍など。
気づきにくいものだと軽度の不眠や、肩こりなど身体に与える影響は本当に
多岐にわたります。
うまく発散する方法が必要ですね。

外部ダメージ

今回すでに挙げたものでいえば紫外線が代表的。
その他には、気温や乾燥、花粉、黄砂など身体の外から影響を与えるものが多く、
保湿不足や過度な洗顔なども肌にダメージを与えやすい環境にしてしまうので
注意が必要です。

美容鍼でシミを予防する

美容鍼灸は肌の血流やホルモンバランスを正しい状態に調整して
シミの発生を予防することが目的ともいえます。

実際には、顔の筋肉を緩めることで血流を改善していきます。

ここにお灸や電気刺激を加えることで効果をより大きくあげることができます。

しかし、お顔だけを整えてもシミの予防としては十分な効果を発揮することは困難です。

より効果を高めるには身体の根本が健康であることが重要になってきます。

なので当院では、美容鍼をするさいにはお顔だけでなく足元や腕、お腹などにもあわせて
施術を行うことで内臓機能を高めて根本解決にアプローチしていきます。

お顔と身体からのアプローチで身体もお顔もいい状態になっていきます。

おわりに

シミと美容鍼の関係性についてメラニンや肌のターンオーバーなどに含めて
ご紹介していきました。

できてしまったシミを消すことは難しいですが、目立たなくしたり
予防をすることは可能です！！

シミができないように予防をしていきましょう！！