こんにちは!
福岡市の薬院の鍼灸サロンRestoreです。
今回はストレスについて書いていきます。
現在、スマホの発展や社会性の多様化にともなってストレス社会だといわれています。
ほんの10年ちょっと前であれば、携帯はもっていても山の中や地下街にもぐれば圏外になる
ことはあたりまえでしたし、メールもいつ相手が開いたのかすぐにわかるものではなかったですよね!
現在はlineやZOOMの発展があり、いつでも相手とつながりを持てるようになりました!
遠くにいる人と気軽につながることができるのはとてもありがたいことです(^^
境界線の曖昧化
繋がりをもちやすくなった一方で、相手との境界線が曖昧になってきました。
もしくは、境界線をひくのが難しく感じている方やうまく引けない方が
増えているともとれるかもしれません。
他人と正しく心の境界線をひくことを「バウンダリー」といいますが、バウンダリーを引ける
ことは人生を豊かにする手助けになるかもしれません。
バウンダリーとは
自分と他人との境界線を適切に引くことをさします。
具体的には以下のことができることです。
- 他人の問題を自分の問題にしないこと
- 他人の責任を自分の責任にしないこと
- 他人がやるべきことを自分がやらないこと
簡単そうに感じて、意外とこの問題を抱えている人は少なくありません。
責任感の強い人や優しい人が多い
上記で紹介したバウンダリーを引くことが苦手な人は「責任感の強い人」や
「優しい人」が特に多いように感じます。
その他には、幼少期や成長段階に心に傷を負っている人なども多いです。
バウンダリーを引けていない例としては
- 他人の仕事を、無意識に引き受けてしまう
- 頼まれたら断れない
- 自分に余裕がないのに困っていると助けてしまう
- 相手の顔色を窺ってしまう
- 嫌われたない
- 友人なのに気づけば上下関係ができている
他にもいろいろあげればキリがありません。
ドキッとすることがあれば、うまくバウンダリーを引けていないかもしれません。
気づくことが第一歩
私自身も相手のためと勝手に思い、気づかないうちに自分のキャパを超えた仕事をしたり
友人からの頼みごとを引き受けていることがありました。
元気なときや、自身のキャパに余裕があるときはまだ良いですが
だんだんと自身の生活を圧迫していくようになり、やがてストレスとなっていきます。
このストレスは自覚できないところが怖いところで、身体に症状が出るところまで
溜まってきてやっと気づくといったことが多いです。
まず、自身の状態に気づくことが大事になります。
ストレスでの症状
ストレスがたまることで身体にでる症状について大まかにわけていきます。
全身症状
- 身体がだるい
- 全身がだるい
筋肉系症状
- 肩こり
- 手足のだるさ
- 片頭痛
感覚器系症状
- 目の疲れ
- めまい
- 音に過敏になる
睡眠障害
- 入眠困難
- 中途覚醒
- 熟眠障害
循環器系障害
- 動悸
- 息切れ
- 胸の痛み
消化器系症状
- 食欲不振
- 胃の不快感
- 下痢
- 便秘
それぞれ代表的なもの、有名なものをあげていますが、ストレスが及ぼす身体への症状は
さまざまです。上記にあがっていないものもたくさんあります。
症状が進行していくと自律神経が乱れていき、身体のバランスを整えている
交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまいます。
その結果として胃潰瘍などの疾患にまで発展してしまうこともあります。
自身の身体に起きていることの原因にストレスが関与していることがあるので、
その気づきのきっかけとしてチェックに使っていただければと思います。
鍼灸との関係性
身体にストレスがかかっていくと、自律神経の乱れができてその結果身体に不調がでると
書きましたが、その対策の1つとして鍼灸が有効です。
鍼灸治療は皮膚交感神経系の機能を季節に応じて変化させる事が明らかとなった。
小杉 純子,全日本鍼灸学会雑誌,2008年第58巻5号, 742-748
このことから、鍼灸治療が皮膚交感神経系の機能を変化させる事により、
患者の自覚症状の改善に役立っていることが示唆された。
研究でも、鍼灸治療をもちいることで変化をだすことができたとの報告が上がっております。
しかし、鍼灸だけですべてが終わりではなく、体と心を整えるきっかけだと思っております。
おわりに
今回はバウンダリーを引くことが大事と触れさせていただきました。
いうことは簡単ですが実際には、なかなか難しく習慣化するまでに時間がかかります。
その他にも、意識できていないだけですでに身体にストレスによる不調がでていることも多くあります。
今回は、鍼灸が変化を加えていくのに有効だと考え紹介させていただきましたが
もちろん方法はこの限りではありません。もみほぐしや整体、アロマなどほかの方法が合う方もいます。
いろいろと試したけれど、あまり変化を感じない人や
一度鍼灸を体験したいさいは公式lineよりご相談ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント