こんにちは!
福岡市中央区薬院の鍼灸サロンRestore(レストア)です。
今回は突発性難聴についてです。
突発性難聴は本当に突然くる
その名の通り突然聞こえが悪くなる病気です。
多くは左右片方の耳(ごくまれに両耳)に症状が発症します。
これは音をうまく感じ取れない難聴のうち原因がはっきりしないものの総称です。
前日は問題なかったけれど、朝起きてテレビの音が聞き取りづらかったり、電話の音が急に聞こえなくなるなど突然症状がおこることもあります。
幅広い世代におこることがあり、特に40~60歳代に多くみられます。
聞こえにくさは人によって異なり、まったく聞こえなくなる人や高温だけ聞こえなくなる人もいます。
後者の場合は日常生活に支障がでていないことがあるので、発見に遅れることが少なくありません。
音を伝える有毛細胞が血管の血流障害やウイルス感染が原因ではないかとも考えられていますが、まだ原因の解明には至っていません。
それ以外には耳の内耳にある血管のつまりによって血流が遮断されたり、血管の痙攣なども原因と考えられています。
それらには、ストレスや過労、睡眠不足、生活習慣の乱れなども関与するとされています。
突発性難聴の前兆と症状
- 耳が突然聞こえにくくなった
- 耳が詰まった感じがする
- 音が二重に聞こえる、響く
- 耳鳴りが続く
- めまいや吐き気が起こる…など
効果的な食べ物
ビタミンB12を摂取することをお勧めします。
ビタミンB12は、傷ついた末梢神経を修復させる働きがあるとされています。実際に治療では、血流を改善する薬とともに、ビタミンB12が投与されることがあります。
ビタミンB12はビタミンCと一緒に摂取することで吸収率がアップします。
主な食材
・あじ、さば、いわしなどの青魚。あさりやしじみなど
ビタミンCが含まれる食材
・赤ピーマン、黄ピーマン、ブロッコリーなど
治療法は病院が第一選択!
中心となるのは薬物療法で、ステロイド薬や循環改善薬、代謝改善薬を使用することが多いです。
ストレスや睡眠不足、不規則な生活を送っている場合は生活の改善も治療に重要になってきます。
命に係わる疾患とはいえませんが、長期化すると聴力が固定され戻らなくなることもあります。
発症した場合には早期に医療機関を受診しましょう。
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